2016年、再び活性化するフレンチ・ポップ・シーンに新たな刺客が登場

CLEA VINCENT © Elodie Daguin

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こころを弄ばれる旋律とその誠実さに面を食らってしまいそう。常に率直でいて突発的、パリ出身の新星Cléa Vincent (クレア・ヴァンサン) は、Michel Bergerを彷彿させるような往年のフレンチ・ミュージックを継承する。先輩方を尊重しながらも、独自のミニマルなアレンジを怖じ気づくことなく加え、その耳につく旋律は聴く人の身体を自然と揺さぶり、虜にしてしまう。ピアノの音色に控えめに重なる彼女の歌声は、どこか癖になる赴きを持っている。Tahiti 80のRaphaël Légerを共同作曲家、編曲担当として迎え入れ、フレンチ・シャンソンと90年代ニュー・ウェーヴを見事に調和させ、独自のスタイルを確立。無垢なエレクトロ・ポップの旋律が心地よい機会音で奏でる「J’my attendais pas」などの楽曲はダンスフロアにぴったりだが、彼女が得意分野とするDIYの精神が発揮された「Soulevant」や「Achète le Moi」なども興味深い。彼女の初のEP作品となる「Non mais oui」Vol.1、Vol.2リリースから2年後、ようやくデビューアルバムとなる「Retiens mon désir」がリリースとなった。辛抱して待った甲斐があった、何故なら期待以上の仕上がりになっているから!と評価されるデビューアルバムの輸入国内盤は10月30日にBBQ Distributionより発売。彼女の「失われた宮殿」を訪れるのに良い機会になりそうだ。

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CLEA VINCENT © Michelle Blades
CLEA VINCENT © Michelle Blades

CLEA VINCENT - "Château perdu"

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